ゆきのおと

旧 泣き虫てんぐの3倍パンチ

ぴょんたくんのおつかい

 

うさぎのぴょんたくんは、

ままにおつかいをたのまれて

すーぱーへやってきました。

 

えっと、かうのはたまごと

あとぎゅうにゅうもわすれないように…

 

おつかいはもうさんかいめだし

ままとはなんどもきてるので

ぴょんたくんはなれたもの。

さがしたりまよったりすることもなく

てぎわよくたまごとぎゅうにゅうを

かいものかごにいれました。

 

おかねのけいさんはできないけれど、

おさいふにはいったごひゃくえんだまを

おみせのひとにわたして

おつりをぜんぶもらってこれば

それでおっけーだいじょうぶ。

ぴょんたくんはよゆうです。

 

あら、おつかいね。

ぴょんたくんえらいわ。

 

おみせのひとにほめられて

ぴょんたくんとってもうれしそう。

おつりをだいじにおさいふにしまって

かえりみちをあるきはじめました。

 

じょうきげんのぴょんたくんは

ようちえんでならったばかりのうたを

おおきなこえでうたいながら

おうちにむかってあるきます。

たまごとぎゅうにゅうは

すこしだけおもかったけれど、

そんなのへっちゃらです。

ぴょんたくんのうたにあわせて

ことりはちゅんちゅん

かえるもげこげことうたいました。

 

おうちのすぐちかくまできたとき

おおきくてをふっている

ままのすがたがみえました。

ぴょんたくんはうれしくなって

げんきにはしりはじめました。

 

そのときです…

 

あっ!

ぴょんたくんはいしにつまずきました。

どってーん!

 

そう、ころんでしまったのです。

ままがいそいでかけよってきました。

 

ぴょんたくんだいじょうぶ!?

 

ままはぴょんたくんをだきあげました。

ひざからはすこしだけちがでています。

ぴょんたくんはうなずきました。

ほんとうはいたくてなきそうだったけど

てをぎゅうっとにぎりしめて

なみだをぐっとがまんしました。

 

ぴょんたくん、つよくなったね!

おつかいにもいけるし

すっかりおにいさんになった!

 

ままはぴょんたくんのことを

ぎゅっとだきしめました。

ぴょんたくんはうれしくて

またすこしだけなきそうになりました。

 

ふたりはおうちのなかにはいりました。

かいものぶくろをのぞきこむと

かってきたたまごがわれていました。

それもぜんぶ。

それをみたとたん、ぴょんたくんは

わぁっとなきだしてしまいました。

 

ままごめんなさい!

たまごがわれちゃった!

 

ままはすこしこまったようにわらいながら

ぴょんたくんのあたまをなでました。

 

だいじょうぶだよぴょんたくん!

ままにいいかんがえがあるわ♪

 

そのひのゆうしょくにならんだ

ふわふわでおっきなたまごやき。

かがやくようにきいろくて

いいにおいでとってもおいしそう!

 

かえってきたぱぱは

おおきなたまごやきをみてびっくり。

 

なんておおきなたまごなきなんだ!

まま、いったいどうしたんだい?

 

おいしそうでしょ?

おつかいとおりょうりのおてつだい、

ぴょんたくんががんばってくれたのよ!

 

ままはひとさしゆびをくちにあてて

しーっとういんくしました。

ぴょんたくんはえへへとわらって

ままにういんくをかえしました。